信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、木造建築業の永田工務店(熊本県菊池市)が6月21日、横浜地裁川崎支部より破産手続き開始決定を受けた。負債は約3968万円。
2002年設立の同社は、木造建築工事を主力事業とし、2014年4月期には売上高約1億6300万円を計上していた。その後、同業との競合などで2017年4月期の売上高は約3100万円にまで減少し、赤字決算に陥っていた。2018年以降は本店であった熊本県菊池市から本店を移したとみられるが、所在不明の状態となり、今回の措置に至った。
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