オープンハウスグループ(東京都千代田区)は、婚約時に指輪の代わりに新居を買うことを約すオリジナルの誓約書「婚家届(こんいえとどけ)」をパートナーに渡す、新しいプロポーズの形を提案している。
昨今、若年層カップルでは、結婚に際して婚約指輪の購入や大掛かりな結婚式を行わずに、二人の新生活にお金をつかう実用性重視派が増加している。同社でも、婚約と同時に新居購入の相談を始めるケースや、結婚を機にペアローン等で不動産購入をするケースが増えているという。そこで、婚約指輪や結婚式に代わり、購入する家の持ち分や、キッチン・家具など生活を充実させるモノをプレゼントしてプロポーズを行うことを提案。弁護士監修のもとオリジナルの婚約誓約書として「婚家届」を作成・用意し、考えに共感する顧客を応援するとしている。
今年6月、プロポーズをして「婚家届」を渡す予定の人に、同社がレストランや演出、エキストラの手伝いなど費用の一部を負担するという企画を立てたところ、多くの問い合わせや応募があり、実際に実施した例もいくつかあったという。
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