工務店のリスク例のなかから優先順位が高いものを「10大リスク」としてピックアップ。その解消法とともに解説する。
企業が事業を継続するには未来を創造しないといけない。大きな変化が続き先行き不透明な現在は、すでに事業継続リスクが高まっている。経営者が未来を構想できるか、またスムーズに事業承継できるかも大きなリスクだ。
未来創造できないこともリスク
経営者に求められる構想力と現実化力
コロナ禍やウクライナ戦争、インフレなど大きくな変化が次々に訪れ「VUCA」(ブーカ)と呼ばれる先行き不透明な状況にあるが、こんな状況自体が大きな経営リスクだ。
社会や市場の変化がマイルドだったこれまでは、他社を真似るベンチマーキングや他国を真似るタイムマシン経営でリスクを抑えながら成長できた。変化が大きく速い現在は真似る先がなく、経営者自ら構想を描き、試行錯誤しながら現実化するほかない。
未来への「構想」力
[上図]は「理念経営」の概念図だ。経営者の価値観に基づいて理念=ビジョン(実現したい未来・理想)、ミッション(そのために行うこと)、パーパス(なぜ行うのかの理由)を明確化する。
価値観とは・・・
続きは「工務店のための危機突破読本2023」P24〜
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