工務店のリスク例のなかから優先順位が高いものを「10大リスク」としてピックアップ。その解消法とともに解説する。
世界的なインフレは企業の経営に、消費者の生活に影響を与えている。大企業と比べ外的要因の影響を受けにくい中小企業だが、資材高騰を中心に工務店にとってインフレは大きなリスクとなっている。
インフレ契機に多様化した住宅市場
注文住宅特化経営のリスク高まる
ウッドショック・資材ショックで建築資材は2015年比で約150%値上がりした。これをうけて2021年度は価格転嫁が遅れた工務店の利益が大幅に低下。2022年度は多くの工務店が価格転嫁したが、物価上昇に見合う賃上げが進まなかったこともあり、注文住宅が買えなくなった層がセミオーダーや分譲、中古へ流れ、前述した「注文住宅不況」と呼べる状況が続く。
中古住宅の需要増は価格上昇を招いている・・・
続きは「工務店のための危機突破読本2023」P20〜
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