工務店のリスク例のなかから優先順位が高いものを「10大リスク」としてピックアップ。その解消法とともに解説する。
技術力、特に商品開発力が弱く、集客・営業や紹介の仕組み・工夫がない工務店はすでに受注が厳しく、今後は一層受注難に陥ることになる。
先の決定プロセスが変わった
対面前に絞り込み終了、ひとが決め手に
堅調だった2021年度から一転、インフレによる価格上昇などから2022年度の持家の新設着工は前年度比マイナス11.8%の大幅減となった。そのなかで工務店の注文住宅受注も①好調②横ばい③受注難に三極化、③受注難の工務店が大幅に増えている印象だ。
ハウスメーカーの受注速報や4-6月の景況感調査を見ても注文住宅の受注は戻っていない。
集客数減少の理由①
最近聞くのは集客数の減少だ。景気とそれによる住宅取得意欲(マインド)の低下、人口減による潜在客数減少などの影響も一定ある。
だが、コロナ禍を経て・・・
続きは「工務店のための危機突破読本2023」P18〜
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