リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は11月16日、1年以内に注文住宅を建てた建築者、および今後2年以内に戸建ての購入を計画する検討者(建築予定者)を対象にした「2012年注文住宅動向・トレンド調査」の結果を公表した。有効回答数は4021(うち建築者2015人、検討者2006人)。調査実施期間は9月15日〜18日。
1年以内に注文住宅を建てた人の建築費用の平均は2588万円だった。最も多かった価格帯は「2000万〜2500万円未満」24.2%だったが、「1500万円未満」は8.9%、「4000万以上5000万円未満」は6%、「5000万円以上」は4.4%いた。頭金の平均は854万円。親からの贈与額の平均は333万円だったものの、最多は「0円」57.5%だった。
重視した条件は「耐震性に優れている」59.1%、「断熱性・気密性に優れている」47.3%、「間取り・プランが良い」41.8%がトップ3だった。「スマートハウスである」「蓄電池がある」「HEMSがある」はいずれも2%以下にとどまった。
2年以内の戸建て購入を計画する検討者にそのきっかけを聞くと「いつかは一戸建てに住みたいと思っていた」29.1%、「消費税が上がる前に建てたいと思った」23.7%、「家賃が高い(もったいない)」23%が上位に。
建築で重視する条件を聞くと「耐震性が優れている」72.1%が圧倒的に多く、「間取り・プランが良い」51.1%、「断熱性気密性に優れている」50%が続いた。
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