アンドパッド(東京都千代田区)は6月27日、建築現場向け業務支援カメラサービス「コネクトカメラ」を運営するピクトグラム(愛媛県松山市)とシステム連携を開始したと発表した。今冬以降に提供を開始する予定。
同社が運営するクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」と、建設現場に設置しタイムラプス動画で複数現場を確認できる「コネクトカメラ」のシステム連携により、現場情報・カメラ情報の紐付け登録を実施。複数のカメラサービスと連携できるプラットフォーム「ANDPAD 遠隔臨場」のラインナップに「コネクトカメラ」が加わることで、撮影された映像は「ANDPAD」上で閲覧可能となる。午前・午後・1日を1タッチでタイムラプス再生でき、映像はANDAPDのアカウントを持つ現場関係者で共有可能。管理職はすべての現場カメラを視聴、一元管理できる。遠隔からの現場状況把握を実現し、業務の効率化および生産性向上につなげる。
工事を円滑に進めるためには効率的な現場進捗管理が必要だが、現場管理者が常駐不要な現場では、管理者は複数の担当現場を移動する必要があり、施工管理業務の生産性低下の要因の一つとなっている。また、人材不足が深刻化する建設業では、生産性向上が急務となっている。今回、動画よりも低価格でサービスを提供する「コネクトカメラ」と「ANDPAD」が連携することで、予算の関係ですべての建設現場にカメラの常設が難しい場合でも、遠隔臨場に挑戦しやすい環境を提供。遠隔臨場を通じた業務効率化をサポートする。
7月21日には、遠隔臨場のポイントを解説するオンラインセミナーを開催。連携機能を説明するとともに、遠隔臨場で業務効率化につなげる方法を紹介する。先行ユーザー募集についての案内も行う。詳細は【コネクトカメラ×ANDPAD共催セミナー】まで。
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