WEBメディア運営やウェブサイト制作などを手掛けるAZWAY(エージーウェイ、東京都豊島区)は、家を建てたことのある全国20代~60代以上の男女393人を対象に「家を建てて失敗だなと思ったところ」についてアンケートを実施し、このほど結果を発表した。
建てた家で「失敗したな」と思ったところはあるか質問したところ、「はい」と答えた人は334人にのぼり、8割以上(85.5%)が建てた家に対して、何かしら失敗したと思っていることが分かった。
失敗したと思ったところを具体的に聞いたところ、1位「間取り(73人)」、2位「収納が少ない(54人)」、3位「立地や環境(36人)」となり、以下「駐車場」、「庭」、「住宅ローン」、「住宅設備」と続いた。
特に「間取り」は、実際に生活をする中で「無駄なスペースがある」、「家具が入らなかった」、「家事動線を考えれば良かった」など、使い勝手の悪さを感じるといったコメントが多く寄せられた。また「収納」や「駐車場」などに関しても、あらかじめ家族でよく話し合わなかったことで起きた失敗として後悔しているという声が多く挙がった。
一方、「いいえ」と答えた57人(14.5%)からは、理想の家になった理由として、「将来のことまで見据えて家族で細部まで話し合って決めた」、「土地や家について徹底的に調べ上げた」、「住宅メーカーと念入りに打ち合わせをした」といった意見が挙がった。
「マイホームへの満足度」について聞いたところ、1位が「70%(159人)」、2位が「90%(130人)」、3位が「50%(63人)」という結果に。70%以上の満足度の人が全体の8割以上おり、多くの人がマイホームに満足していることがわかった。
調査期間は2023年4月9日~5月11日。
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