不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は6月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての5月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4580万円で、前月比0.2%下落。埼玉県(さいたま市/他)、千葉県他の3エリアで、2017年1月以降最高額を更新した。エリアによって価格上昇の勢いに違いが見られたが、変動幅はいずれも1%未満と小幅な動きとなった。前年同月比は8エリア全てで19カ月連続前年同月超えとなった。
エリア別では、23区が3カ月ぶり、都下が6カ月ぶりに下落した。一方、23区では7000万円台以上の物件の割合が前年同月から7.0ポイント増加し、前年同月比は6.1%上昇した。また、横浜市・川崎市も3カ月ぶりに下落。神奈川県他も4カ月ぶりに下落した。神奈川県他では、前年同月比が3.2%増と31カ月連続前年同月超えとなったが、上昇幅は7カ月連続縮小している。
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