LIXIL(東京都千代田区)は10月11・12日、小学校高学年および中学生の子どもを持つ東京在住の母親1032人を対象に、洗面化粧台に関する意識調査を行った。
朝の支度時に子どもが洗面化粧台を利用する時間はどのくらいか聞くと「5〜10分未満」40.2%が最も多く、「10〜15分未満」21.6%、「3〜5分未満」16.5%と続いた。子ども全体の平均は6.4分。中学生の娘の平均は9.3分で、母親の平均10.2分と近い結果となった。
自宅の洗面化粧台に対する満足度については、約4割(39.2%)が「満足していない」と回答。満足していない人に洗面化粧台をどのように変えたいか聞くと「収納スペースを広くしたい」65.2%、「物を整理整頓しやすいデザインにしたい」58.5%、「洗面化粧台の幅を広くしたい」45.7%が上位を占め、収納を改善したいというニーズが大きいことがわかった。
朝の支度時などに、家族で洗面化粧台の取り合いになることがあるか聞いたところ、40.2%が「ある」と回答。取り合いになった際の優先権はをだれが持っているかとの問いには「子ども」45.3%が最も多く、「お母さん」あるいは「お父さん」との回答はどちらも24%台だった。ただし、中学生の娘のいる家庭では62.6%が「子ども」に優先権があると答えており、突出した結果となった。
洗面化粧台をもう1台欲しいかとの問いに「欲しい」と回答したのは17.1%。その理由の1位は「朝の混雑を避けたい」、2位は「家族の中で使用場所を分けたい」、3位は「収納を増やしたい」だった。
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