東利恵氏など建築家3人が日本女子大新学部の特別招聘教員に

日本女子大学（東京都文京区）はこのほど、2024年4月に開設予定の「建築デザイン学部（仮称）」および「建築デザイン研究科（仮称）」の特別招聘教員として、建築家の東利恵氏、隈研吾氏、妹島和世氏の3氏が就任すると発表した。

同学部は、1948年に生活芸術科として設立、1962年に独立した家政学部住居学科を母体とし、住居学科の「利用者や居住者の立場から考える」をもとに、居住・建築・都市など人々の生活を包含する「環境」を理解・デザインする専門性の高い人材を育成するのが目的。生活環境を歴史、地域、芸術、技術、持続可能性、社会の潮流などの側面から考え、知見に基づいた豊かな生活環境を創造性・表現力によってデザインするための「学び」を提供する。同学部と同年同月に開設予定（構想中）の「建築デザイン研究科」では、学部での学びをさらに深化させるとしている。

今回、国内外で活躍する3氏が特別招聘教員に就任することで、彼らの経験をもとに、感性と思考力、表現力を備えたスペシャリストの育成を目指す。なお、東利恵氏、妹島和世氏は同大の卒業生。