スポーツ庁は「自然と体が動き気軽にスポーツが楽しめるまちづくり」をテーマに、低未利用地や既存ストックを活用した学生デザインコンペの作品募集を6月21日から開始した。7月12日まで参加エントリーを受け付ける。提案募集期間は7月14日から9月20日まで。
同庁は低未利用地(オープンスペース)や既存ストックの活用を促進するとともに、スポーツの場の量的・質的な充実を図る目的で同コンペを企画。個々の施設や場のデザインにとどまらず、都市デザインの観点を盛り込んだ面的に広がりのあるデザインを求めている。
応募部門は「アイデア部門」「デザイン部門」の2種類。「アイデア部門」では、自然と体を動かしたくなったり、気軽にスポーツを楽しんだりできるアイデアを募集する。一例として、▽思わず運動したくなる歩道や階段▽体の可動範囲が自然と向上する空間▽空き地を活用した歩行空間▽ランニングやマラソンしている時にだけ何かが起きる空間―などを挙げている。また「デザイン部門」では、具体的な対象地の空間デザイン(建築・都市デザイン)を募集。図面、CAD、CG、模型、グラフィックなどでの提出を求める。
受賞特典は自治体へのプレゼン
応募資格は、大学院・大学・短大、高等専門学校・専門学校の学生団体または学生個人。10月中旬頃に一次審査結果を公表した後、10月下旬から11月上旬頃にプレゼンテーションによる二次審査を実施し、長官賞・優秀賞を決定する。受賞者には、自治体へのプレゼン機会が設けられる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。