工務店・ビルダーに特化したクラウド型建築システムの開発を手がけるANP(東京都新宿区)はこのほど、業務効率だけでなく「利益を追求できる」ことも可能にするクラウド型一元管理システム「SHARE」に、間取り図面(PDF)から簡単に見積書を作成できる新機能を追加し、リリースした。すべての操作がスマホ1台でできるので、少人数経営でもランニングコストを抑えながら、無理なく業務効率化と利益追求の両者を実現することができる。
新機能では、PDFの間取り(部屋)をなぞると、積算数量(床面積、天井面積、壁面積)を自動算出する。指定の箇所の長さを計測することもできる。また、窓や建具、造作や設備を指定すると部材マスターと連携し、見積書・仕様書・積算数量を一覧で出力。実行予算にも反映されるようになっている。
前回の見積もりとの違いが一目でわかる見積もり差分票や顧客にすぐに渡せる形で帳票が出力されるので、営業担当は正確な見積書・仕様書を約30分という速さで作成できるとする。
2023年のIT導入補助金を利用でき、導入にかかる費用や毎月の管理費用などの3分の2(最大450万円)の補助が受けられる。
資料請求は【経営者のための一元管理システム「SHARE」】まで。
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