住友林業は、同社の木材高温乾燥システム「MIZDAS(ミズダス)」に、木材の収縮、膨張を直接計測する機能を付加、乾燥中に起こる木材の割れの発生タイミングを事前に把握する新技術を付加した。
乾燥中の木材の収縮・膨張を計測することと、現行のミズダスで行っている含水率・材温と照合することを合体させて、割れの発生を抑制しながら効率的に乾燥することができるという。
新機能の付加で、高度な制御システムで、高温度(100〜120℃)の乾燥持続時間を短縮して、中温度(60〜90℃)の乾燥工程の適用を乾燥スケジュールに取り入れて効率的に乾燥することが可能になる。