東急建設(東京都渋谷区)はこのほど、太陽光オンサイトPPAサービスの提供を開始し、第一号案件の契約を締結した。
同サービスは、同社が発電事業者として顧客の敷地内に太陽光発電設備を設置・運営し、当該発電設備で発電した電力を顧客に供給するもの。顧客は、使用電力量に応じたサービス料金(固定単価)を支払うことで、初期費用なしで再生可能エネルギーの電力を利用できる。
第一号案件は、東急リネン・サプライ(東京都品川区)へのPPAサービス提供。東急リネン・サプライが保有する佐野工場の屋根上に、東急建設が出力156.4kWの太陽光発電設備を新設する。2024年3月の運転開始を予定しており、初年度の効果として、使用電力量の約28%が再エネ電力に置き換わり、約25%(約63.5t)のCO2排出量削減を見込んでいる。
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