不動産経済研究所(東京都新宿区)は6月19日、5月の「首都圏新築分譲マンション市場動向」を発表した。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県の発売戸数は1936戸で、対前年同月比21.5%減。東京都下(同73.6%減)、神奈川県(同38.4%減)、埼玉県(56.5%減)で大幅減となった。初月契約率は前年同月比4.1ポイント増の74.3%、前月比は0.6ポイント増で4カ月連続70%台となった。戸当り平均価格は8068万円で前年同月比1980万円(32.5%)増、1㎡当り単価は120.6万円で前年同月比29.9万円(33.0%)増と、平均価格・㎡単価ともに3カ月連続アップとなった。
地域別平均価格は、東京都下が4911万円(1.4%減)。埼玉県は4939万円(17.7%減)、㎡単価が74.2万円(13.5%減)だった。それ以外の平均価格・㎡単価は、いずれもプラスとなった。
フラット35登録物件戸数は1733戸で全体の89.5%を占めた。6月の発売戸数は2000戸程度の見込み。
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