環境省が11月13日発表した地中熱利用ヒートポンプシステムの2011年の設置件数は、前年に比べ43%増加していた。近年急速に増えている。
調査対象は、NPO法人地中熱利用促進協会の会員など234事業者で、回答のあった169事業者の集計結果。
年間の設置件数は、2011年は207件で、2010年の145件から43%増加した。2010年も前年より25%増加している。
累計設置件数(990件)を施設別にみると、住宅での設置件数が最も多く434件、次いで事務所(114件)、公共施設(72件)の順。
都道府県別では、北海道が322件と最も多く、他の都府県よりも群を抜いている。2番目以下は、東京都(87件)、岩手県(72件)、青森県(50件)、秋田県(49件)の順。
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