竹内建設(札幌市)は、北海道の素材と技術にこだわった注文住宅ブランド「popke(ポッケ)」平屋タイプのモデルハウスを札幌市豊平区月寒東3条にオープンした。
ブランド名のポッケは「暖かい」を意味するアイヌ語。
地産地消を実践し、外壁と軒天は日本最北部に生育する道南杉を使った「ハル壁」(ハルキ製、茅部郡森町)、床は道産ナラ材を使った「ikumori」(ニッシンイクス製、山口県周南市)、壁・天井は廃棄されるホタテ貝殻を使った「ほたて漆喰」(あいもり製、伊達市)、天井構造材は道産カラマツ材、合板は道産針葉樹を採用している。
南面で日射取得するパッシブデザインとし、機械設備を用いずに自然の空気の流れを利用するというパッシブ換気システム「BAQOOL(バクール)」(カイトー商会製、釧路市)を導入。給気口から取り込んだ新鮮空気を床下で温め、家じゅうを巡らせて煙突から排気する。
断熱等級7、UA値0.18。耐震等級3+制震ダンパー。オール電化。災害時にエコカーや蓄電池から電源を供給するシステム「スマートエルラインライト」も導入している。
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