信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、さいたま市の清水住建が6月7日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債は推定5000万円。
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同社は1966年創業。戸建て住宅、店舗などの新築工事のほか内装工事も手がけ、2013年3月期には売上高約8000万円をあげていた。地域に根差した営業を行っていたが、業績は低迷、2020年3月期の売上高は約2400万円にまで落ち込んでいた。損益面も赤字が慢性化し、親族からの資金調達でしのいでいたものの、支え切れず今回の事態となった。
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