日本中央住販(奈良市)は、4月から全棟で気密測定を開始し、このほど、C値0.17を達成したと発表した。気密測定を開始した当初の最小気密値は0.22だったというが、2カ月でより高い気密性をもつ高品質な住宅を実現した。
施工途中に気密測定を実施し、漏気箇所のチェックと補修を徹底することで、家全体の隙間が切手3枚程度の高い気密性につながった。同社は、現場の担当者、監督の高性能住宅への思いと、徹底した品質管理が実証されたとしている。
同社の谷手善紀社長は、「気密測定を全棟に実施することで、現場に良い意味で緊張感と向上心が生まれ、お客様により快適で高品質な住宅を提供することができるようになった。この実績を今後も積み重ね、より良い住宅を提供するために邁進していきたい」とコメントしている。
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