ハウスコム(東京都港区)は、Z世代の部屋屋選びに関する調査を実施し、このほど結果を発表した。それによると、部屋選びの際に、物件紹介動画を参考にしたことがある人が、Z世代全体で43.4%、また、部屋を選ぶにあたり「物件紹介動画を参考にしたい」と回答したZ世代は53.5%と半数以上にのぼり、物件探しにおける動画の需要が高いことがうかがえる結果となった。
物件紹介動画を活用する理由としては、「物件の中身がイメージしやすい」(50.0%)、「物件の広さがイメージしやすい」(38.2%)などが挙がった。
物件紹介動画を見た後の行動について質問したところ、「不動産会社に実際に相談しに行った/ネットやメールで相談した」(42.7%)、「不動産ポータルサイトで実際に近い物件の検索をした」(34.9%)、「紹介されていたエリアを実際に見に行った」(26.3%)など物件紹介動画を見たことをきっかけに、具体的なアクションにつながったと回答。本調査によりZ世代の多くが動画を活用した部屋選びを行っていることがわかった。
調査は、2022年4月以降に賃貸物件に引っ越しをした、または2024年4月までに引っ越す予定があるZ世代の男女を対象に4月28日~5月7日、インターネット上で行った。Z世代は1990年代中頃から2000年代終盤までに生まれた世代とされるが、本調査では調査時点で16~25歳の男女を対象としている。
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