信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、大工工事を請け負うタント(新潟県長岡市)が5月19日に新潟地裁長岡支部より破産手続き開始決定を受けていたことがわかった。負債額は約9000万円の見込み。
同社は1969年創業。ハウスメーカーなどを顧客として大工工事、基礎工事、リフォーム工事などを手がけ、2019年2月期の年間売上高は約8600万円を計上していた。ただ、収益面においては厳しい状況が続いていて、2022年2月期の売上高は約5800万円に減少し、連続欠損を計上。その後も業況は回復せず、事業継続を断念した。
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