三協立山(富山県高岡市)は、あいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)と共同で、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス技術(※)を活用して“安全運転によるCO2削減量を可視化”する実証実験を開始した。
(※)テレコミュニケーションとインフォマティクスを組み合わせた造語。カーナビやGPSなどの車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組み
実証は、三協立山の社有車100台を対象に実施。テレマティクスデバイス(小型車載器)を設置し、取得した走行データから「安全運転によるCO2削減量」や「節約できた燃料消費量」を算出する。また、関東首都圏や地方都市など、交通環境の違いによるCO2削減効果の差異も検証。テレマティクスが脱炭素効果をもたらすことを検証し、テレマティクスの環境領域への価値連鎖の実現を目指す。
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