神谷コーポレーション湘南（神奈川県伊勢原市）は6月1日、工務店やビルダーを通さずに施主に同社のドアを直接販売する「施主支給」の専用サイトを開設した。
顧客のニーズに合わせ、納期管理や施工会社とのやり取りなどの作業を代行し、納品までサポートする。ショールームに来られない顧客には、Zoomを活用して商品を案内する無料相談も実施。どうしても施工会社が同社のドアを採用できない場合は、同社製品の施工実績がある施工会社の紹介もするという。
今回のサービスは、ある施主のブログで、同社のドアを要望したが施工会社に断られ採用できなかった、というエピソードがきっかけになった。同社は「この記事を書いた施主のように、当社のドアを採用したいと思ってくださったのに手に入らない、という状況をゼロにしたい」と話す。
コロナ禍による巣ごもり需要も後押しして、同社への2022年の施主支給に関連する問い合わせ件数は2019年と比較して4倍に上っており、年々増加しているという。
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