まごころ本舗(新潟県五泉市)は、長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金を活用して、中古住宅の買取再販と高性能化リノベーションを組み合わせた事業を展開している。同社新潟支店長で設計や現場管理を担当する平田未来さんは「高性能住宅をできるだけリーズナブルな価格で提供したい」と語る。
昨年、平田さんは、新潟市内の築約60 年の住宅を取得し、長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金300万円を利用しながら、HEAT20・G3レベルのUA値0.23W/㎡K(5地域)の性能を備える自宅兼自社のモデルハウスにリノベーションした。平田さんは「フラッグシップモデルとして普段、やらないレベルまでコストをかけてやり切った」と前置きしつつ、「中古住宅でもしっかりとしたリノベを施せば、快適・健康で省エネな暮らしができるということを発信していきたい」と意欲を語る。
197.75㎡の土地と延べ床面積約36坪の建物をあわせて950万円で取得し、工事費2500万円(外構、太陽光パネル3.64kW含む)をかけてリノベーションした。耐震補強を行い、上部構造評点を1.66まで引き上げた。フルスケルトンにして、壁の断熱は基本的にはアクリアウール・・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー6月号(2023年5月30日発行)シン・住宅ビジネスの手引き 建築企画 超入門Q&A』(P.14~)でご覧ください。
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