三菱地所(東京都千代田区)はこのほど、環境債のひとつであるサステナビリティ・リンク・ボンドの発行を決定した。同債券は、昨年7月に発行したものに続く2回目となる。発行年限は5年と10年で、発行額は両年限とも300億円。
SPTs(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)は、年限5年が「2025年度に再生可能エネルギー由来の電力比率100%達成」、10年が「2030年度にスコープ1、2の合計を70%以上、スコープ3を50%以上削減(基準年度2019年度)」。それぞれの判定日時点でSPTsが達成されなかった場合には、償還日までに寄付を行うか、国内の制度上認められた、もしくは国際的な認証機関に認められたボランタリー・クレジットなどの購入を行う。
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