9年前の創業当時から新築とともに耐震・断熱の同時改修をメインとする性能向上リノベーションを継続して手がけるReborn(リボーン)は、リノベ顧客の多様なニーズや物件の状況に寄り添ったプランや手法を提案して実績を伸ばす。体感ショールームとして機能するリノベした社屋や精密なインスペクションのスキルもリノベ受注を押し上げている。
リノベこそ体感装置と情報発信が重要
◉性能向上リノベーションの効果を分かりやすく顧客に伝えるために断熱改修した事務所(鉄骨造3階建てビルの2階フロア)が、常設のリノベショールームとして受注のキーアイテムになっている
◉事務所リノベは、外観はあえてそのままにして、床・壁・天井と窓を断熱した。床は既存のフローリングの上にそのまま断熱材を施工。アルミサッシの窓を木製サッシに変えた。外観と室内のギャップが大きいほどリノベをイメージしやすいという
◉体感装置としてのリノベショールームに加えて、リノベは情報発信も重要。多くの工務店が新築に比べると圧倒的に情報の発信量が少ないことに加えて、施主も新築と比較するとSNSでの発信が少ない傾向にある。Rebornでは、そうした状況も踏まえながら、毎日のインスタ投稿、担当者3人の持ち回りによる週3回のブログ更新、“顔出し”を意識したYouTube動画投稿と、コツコツと抜かりなく情報発信を継続
リノベのカギはワンランク上のインスペクション
◉リノベのクオリティを高めるカギはインスペクション。インスペクションを適切に行うために最も重要なポイントは・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー6月号(2023年5月30日発行)シン・住宅ビジネスの手引き 建築企画 超入門Q&A』(P.66〜)でご覧ください。
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