店舗内装は注文住宅を主業務にする工務店にとって、新規事業となり得るのか。
店舗内装のターゲットから必要な技術、継続的に顧客を得るための取り組みなどについて、ケンジと松太郎が解説します。
取材協力:つみき設計施工社
Q27. 店舗内装と住宅の仕事の違いとは?
A. 店の業態に最適化した動線や設備、席数などをプラン化する設計力と人目を引くファサードなインテリアのデザイン力、消防法や食品衛生法などの法規の知識が必要
ケンジ 住宅以外の工務店の仕事として店舗内装はどうだろう。工務店の仕事になるかな。
松太郎 店舗内装の分野は一般には専業化しているよね。そこに割って入るのは難しい。
ケンジ チェーン店などの店舗内装に食い込むのは無理なのか。店舗内装は新規事業として可能性がないのかな。
ケンジ 店舗内装にも工務店向きのニッチなカテゴリもある。それが個人オーナーのお店だ。
松太郎 なるほど。業態も特徴があるし、オーナーのこだわりも強い。住宅の建て主と共通性があるね。
ケンジ オーナーの要望を聞いて丁寧に設計に反映するというプロセスは住宅に似ている。実際、住宅的な居心地のよさを求められることも多い。
松太郎 でもお店はビジネスの場だよね。住宅と違ったものが求められるんじゃない?・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー6月号(2023年5月30日発行)シン・住宅ビジネスの手引き 建築企画 超入門Q&A』(P.92〜)でご覧ください。
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