ノーリツ(兵庫県神戸市)は11月8日、2012年12月期第3四半期累計(1〜9月)の決算を発表した。売上高は1306億8800万円(前年同期比0.7増)。経常利益は同11.6%増の45億3500万円、四半期純利益は同34.2%増の28億1700万円となった。
国内事業をみると、温水空調分野は省エネ・環境意識の高まりを受けて「エコジョーズ」「エコフィール」が売上高を伸ばした。新エネルギー分野では、同社製の太陽光発電システムが大幅増となったほか、「エコウィルV」や太陽光発電と太陽熱利用システムを組み合わせた「ダブルソーラー」などの品揃えの拡充により売上げを後押しした。
一方、厨房分野では、9月にモデルチェンジしたガスビルトインコンロ「i-SELECT」が期待したほどの伸びを示せなかった。競争激化を要因に挙げている。
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