ボウクス(神奈川県川崎市)は、アメリカンスタイルの暮らしを提案する欧米型住宅地開発プロジェクト「Cedar Creek Community(略称:3C)」の着工を、東京都大田区田園調布にて6月15日から開始する。
3C(スリーシー)は、田園調布の歴史や環境背景に由来する3つの“C”(Cedar=杉、Creek=渓谷、Community=コミュニティ)を称したプロジェクトで、アメリカの都心部で多い「タウンハウススタイル」を採用。戸建て住宅を1棟に連ねて建築するスタイルで、隣り合う住戸と接する構造壁が外壁を持たず連結している。住宅の価格面とエネルギー効率に対するコストメリットが得られ、夏は涼しく、冬は暖かい生活をおくることが可能。アメリカ・メリーランド州郊外の住宅地「ケントランズ」をモデルタウンとし、伝統的なクラシックデザインの全8戸が自然環境との共生を目指す。
全住戸の屋根には杉板調の屋根材を採用。住民同士の交流の機会を提供するコモンガーデン(共有空間)を取り入れ、街並みに植樹やグリーンベルト、水景を反映した。各世帯のオーナーが、周辺環境を含めたその土地に愛着と誇りが持てるようにすることで、住宅地全体の価値と暮らしの質が向上していくよう設計されている。
同社は、建築資材の販売から空間デザインの提案・建築工事まで提供してきた実績を生かし、そこに暮らす人・訪れる人の心を豊かにする「欧米型住宅地開発プロジェクト」を始動。3Cでは「クラシックデザイン」を柱に、「文化の中で暮らし、生きる。」という新たなライフスタイルを提案する。
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