タカラスタンダード(大阪市)はこのほど、大阪府東大阪市にエンジニアの育成拠点「大阪トレーニングベース」を新設したと発表した。同施設は「横浜トレーニングベース」に続き2拠点目となる。
同社独自の「高品位ホーロー」による壁パネルは、キッチン・浴室の現場で加工などを行う必要があるため、商品の設置は同社が認定した施工士「エンジニア」が行っている。今後さらに拡大が見込まれるリフォーム需要に対応するため、施工力増強・確保を目的に、2022年開設の専用研修施設「横浜トレーニングベース」に続き、今回「大阪トレーニングベース」を開設。東日本・西日本の2拠点で運用することで、より多くの受講者が受け入れ可能となる。
同施設では、システムバスやホーローパネル等の組み立て全工程を実体験できる「設置研修」14コース、商品の納まりや現場打ち合わせ知識などを学ぶ「下見管理研修」3コースの全17コースを設定。商品設置の基礎的な内容からスキルアップを図る内容まで、それぞれのレベル・需要に合わせたコースを選択して学ぶことができる。また、マンションリフォーム研修コーナーを新たに設置し、都市部で増えているマンションリフォーム現場特有の納まりを、実際のシステムキッチンや配管部材を使用して展示している。
6月5日から各研修を開始。研修日数は2~5日間。費用は施工研修コースが1万3200~4万9500円、下見管理研修コースが1万1000~1万9800円。
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