住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクスト(東京都港区)は、首都圏・京阪神・愛知県・福岡県の住宅購入検討者を対象に3月に実施した住宅購入意向に関する調査結果を発表した。住まいの「買い時」感が全般に下落していた。
住宅購入検討者全体の「金利」による買い時感は、前回調査(2011年2月)から2.1ポイント低下して38.5%。2011年度税制改正大網発表以降、追加の施策発表のない「税制」の買い時感についても3.7ポイント下がり、23.4%となった。2月に一旦上昇傾向に転じていた住まいの買い時感だが、東日本大震災による心理的影響か、全般的に再び下落傾向を示す結果となった。