住まいの屋根換気壁通気研究会(事務局:ハウゼコ本社内、大阪市)は6月1日、「第3回住宅外皮マイスター資格試験」の申し込みを開始した。受付期間は8月31日まで。
同資格制度は、設計施工面の広範な知識と技術力を持つ人材を育成し、広く認知してもらうことを目標とし、屋根、外壁、バルコニー、基礎などの外皮構造とその必要性能に関する十分な基礎知識を有し、住宅外皮の性能確保、劣化抑制、基準適合に活用する能力を備える者を「住宅外皮マイスター」として認定する。
近年、キューブ型や軒ゼロ住宅、高気密・高断熱住宅が急増するなか、重要なテーマとなる「雨漏りや結露の防止」「小屋裏や壁体内の換気・通気の知識・技術」などビルディングエンベロープ(住宅外皮)の技術を資格・制度化したものとなっていることから、同資格は今後注目を集めていくと考えられる。
受験資格は、木造住宅外皮の設計、工事、資材製造・供給、検査、研究に関わる実務経験が合計5年以上であること。9月15日~25日に配信されるWEB講習会を受講し、東京または大阪の試験会場で受験する。本試験は10月18日。試験結果は12月22日に公表予定。
講習料および受験料は2万円(税込)。詳細、申し込みはこちらから。
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