国土交通省が5月31日に発表した4月の新設住宅着工戸数は、持家並びに貸家と分譲住宅も減少し、前年同月比11.9%減の6万7250戸だった。3カ月連続の減少となる。
季節調整済年率換算値は、前月比12.1%減の77.1万戸で先月の増加から再び減少に転じた。
利用関係別では、持家は前年同月比11.6%減となる1万8597戸で、17カ月連続の減少。4月において2万戸を割りこんだのは1959年(昭和34年)以来となる。
貸家は公的資金が3カ月連続の増加となり同比28%増としたものの、民間資金による貸家が同比5.4%減となり、貸家全体では2.8%減の2万8685戸。26カ月ぶりに減少に転じた。
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