髙木ビル(東京都港区)は、東京都・銀座にオフィス・商業施設等の複合型商業ビル「銀座髙木ビル」(東京都中央区)を5月1日に竣工した。9月下旬から、同ビル内に飲食店やサウナ施設等から成る「SALON 91°(サロン ナインティワン)」を順次オープンする。
旧有賀写真館ビル跡地に位置する同ビルは、地下1階・地上12階建て、延床面積は1341.83㎡。地下は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上は鉄骨造で一部木造の構造となっている。9階から12階部分には東京・多摩地域で生育・生産された「多摩産材」のスギ材を使用し、ビル群に浮かぶ「木の箱」に見えるという。
「SALON 91°」は「本音で過ごそう」をテーマに、自然体になれる空間・シーンをホテルクオリティで提供。京都で和を極めた山岸隆博氏が手がける東京初の店舗やケータリングも可能な「91° DELI&CAFE by plein」、銀座の街並みを一望できるサウナ施設「91° SAUNA」など、あらゆるシーンで楽しめる食や体験によって、上質な日常の心地よさを提案する。
「SALON 91°」には、“1°でも人生を良い方向へ歩もうと挑戦している人のために、地域・環境・教育などとの繋がりを生み、不動産の未来を探求する”という同社の思いが込められている。91°をモチーフにしたロゴデザインは、さまざまな体験を通した後に向き合う「整った自分」と空間を円で表現。そこに続く道の先にその自分(赤い円)と出会う、ということを立体的に表している。
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