LIXIL(東京都品川区)は、高断熱玄関ドア「グランデル2」をモデルチェンジし、断熱性能をより一層向上して6月1日に全国で発売する。
従来品は「ハイグレード仕様」と「スタンダード仕様」の2つのグレード設定だったが、新商品はハイグレード仕様「HG1」、スタンダード仕様「ST1」「ST2」「ST3」の計4つのグレード設定とし、断熱性能と価格帯から選択しやすくした。
ハイグレード仕様の「HG1」は扉本体の断熱材の性能をさらに高めるなどして熱貫流率(U値)を従来の0.89から0.79(W/m2・K)に、スタンダード仕様の「ST1」は従来の1.28から1.11 (W/m2・K)へと大幅に向上した。「ST2」は1.28〜、「ST3」は1.33〜。
このほか、電気錠をサムターン式から電気箱錠式に変更したことで動作音の低減、サムターンの小型化によるデザイン性の向上、扉本体の加工形状を工夫することで気密性の向上を実現。
さらに、スマートフォンを取り出さず、ポケットインの状態でドアの施錠・開錠が可能なスマートロックシステム「FamiLock」を求めやすい価格設定としている。
「HG1」3デザイン×3色、「ST1」5デザイン×6色、「ST2」24デザイン×17色、「ST3」5デザイン×6色。
参考セット価格は、「HG1」80万6000円~、「ST1」45万5000円~、「ST2」41万7000円~、「ST3」37万5000円~。
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