木構造振興と日本住宅・木材技術センターは5月22日から、林野庁補助事業「CLT活用建築物等実証事業」の募集を開始した。CLTを活用した建築物の設計・建築または部材の性能の実証、街づくり(隣接・近接カ所に複数のCLT建築物等を設計・建築)の実証、CLT製造企業との連携構築のためのモデル的な取り組み(CLTの低コストな安定供給に向けた実証)等が対象。
事業規模は助成額(国庫補助金額)全体で約1億200万円を予定しており、採択数は4件程度を目安としている。
応募者は、建築主等と、事業進行における課題解決のために設置する「協議会」運営者の連名とすること。実証する項目は「協議会」で検討する。RC造などの他工法と工事費、工期などを比較し、CLTの利点や課題点などを明らかにする資料を作成することも求める。
応募書類の受付は6月12日(月)13時まで(必着)。選定された実証事業には、建築費等の事業経費の3/10または1/2を上限に助成。さらに、「協議会」の運営費の定額を助成する。
詳細は、住木センターHPの募集要領参照。
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