東京都は6月1日から、住宅用太陽光パネルのリサイクル費用の一部を補助する「使用済住宅用太陽光パネルリサイクル促進事業」の申請受付を開始する。対象は2023年4月1日以降に使用済住宅用太陽光パネルのリサイクル処理を委託する排出事業者。ハウスメーカー、リフォーム業者、解体工事業者、太陽光パネル施工業者などを想定している。都が指定する産業廃棄物中間処理施設でリサイクルを行うことが条件となる。
太陽光パネルは発電出力10kW未満で、住居の家屋または家屋の部分(住居以外の共用部分も含む)に設置されているもの。アルミ・ガラスを分離し、それぞれに再生利用を行う。
補助対象経費は、使用済太陽光パネルを中間処理施設でリサイクルする際の処理費。補助金額は、発電出力1kW当たり2万5000円。申請受付期間は、2023年6月1日から2027年9月30日まで。申請窓口はクール・ネット東京。
都が指定する産業廃棄物中間処理施設は次の通り。
・ウム・ヴェルト・ジャパン(埼玉県大里郡寄居町)
・環境通信輸送(茨城県牛久市)
・東京パワーテクノロジー(神奈川県川崎市)
・浜田(東京都大田区)
・水海道産業(茨城県常総市)
・リーテム(茨城県東茨城郡茨城町)
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