IMJモバイルは、東日本大震災におけるツイッター、フェイスブック利用実態調査を実施、その結果を公表した。
ツイッターとフェイスブックの利用者に利用のきっかけを聞いた問いに対しては、地震前からのツイッター利用者は「流行していたから」との回答が最も多かったのに対し、地震後からの利用者では「友人、知人、家族に推奨されたから」が最も多くなった。携帯がつながらないなかでもツイッターがつながったことから使用を進めるケースが増えたようだ。
また、地震発生前からツイッター、フェイスブックを利用している人に、地震発生後72時間以内にそれぞれどのように利用したかを聞いたところ、ツイッターでは「情報の収集」「情報の共有」が上位に。フェイスブックは「友人・知人の状況確認」「情報の収集」があがっており、目的に応じた使い分けがみられる。
地震発生時に利用した際、「役に立った」「やや役に立った」と感じた利用者は、ツイッターでは79%、フェイスブックでは62%にのぼり、特にツイッターが震災時の情報収集ツールとして高く評価された。
今後も利用したいかは、「利用したい」「やや利用したい」との回答がツイッターでは91%にのぼった。また、フェイスブックも86%と高かった。
調査は被災地を除く全国の20~59歳のツイッター、フェイスブックの利用者932人を対象に行われた。
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