住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)が5月16日発表した4月の住宅展示場の来場者組数は、対前年同月比2.4%増の27万7035組だった。2022年7月から続いていた減少に歯止めがかかり、10カ月ぶりの増加となった。
エリア別では、信越・北陸、東海、近畿、九州・沖縄の4エリアが増加。信越・北陸は先月の同31.9%に続き、55.2%の大幅増となった。また東海は6カ月ぶり、近畿は10カ月ぶりに増加へと転じた。一方で北海道が減少に転じ、東北は13カ月連続、関東は10カ月連続の減少となった。
4月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:4462組(-13.1%)、東北:3638組(-11.2%)、関東:15万181組(-2.2%)、信越・北陸:7105組(+55.2%)、東海:5万9880組(+10.9%)、近畿:4万2326組(+5.1%)、中国・四国:3094組(-4.7%)、九州・沖縄:6349組(+10.9%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
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