建設資材商社の高島(東京都中央区)は、屋上やバルコニー、エントランス、渡り廊下の床面をバリアフリー化する乾式二重床システムとして「TAKステージtypeⅠ(※1)」と「TAKステージtypeⅡ(※2)」の2種類を発売する。
typeⅠは、高さ調整が可能な束材とパネル(TAKステージパネル)を組み合わせて二重床を構成し、段差を解消するシステム。既存の床面との間にできる空間は配管・配線スペースとして利用でき、既存防水層の保護にも役立つ。表面仕上げはタイル、玉砂利、石、メタル調などから選べる。パネルは1枚ごとに取り外せるため、点検も容易とする。
もうひとつのtypeⅡは、四隅に脚が付いたブロック(TAKステージブロック)を設置して二重床をつくる工法。既存の床面との間が空気層となり、遮熱・防音性能を発揮。発泡ポリスチレン断熱材を併用することで、屋上の外断熱を実現できる。こちらも1枚ごとに取り外しが可能。
※1=ローマ数字の1、※2=ローマ数字の2
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