三井ホーム(東京都新宿区)はこのほど、全97区画の大規模分譲住宅地「袖ケ浦ブライトテラス」(千葉県袖ケ浦市)をグランドオープンした。
総開発面積は3万440.93㎡。同社初のコミュニティガーデンのある住宅地として、2022年4月に第1期販売・分譲を開始。全区画の建物で太陽光発電システムを提案し、「Nearly ZEH」以上の環境性能を確保するとともに、宅地の資産価値の維持・向上を図る。
今回、分譲住宅地に2棟の建売住宅も竣工。「シュシュ」は、住宅の一次取得者層向けで、約28坪とコンパクトでありながら、2階には主寝室と子ども部屋の合計3部屋を設けた。「ラセーヌ」は、デュアルライフ希望者やアクティブシニア層向けの建物で約39坪。家族が同時にテレワークすることも想定し、ワークスペースが1階・2階にそれぞれ備わっている。
分譲住宅地は、「まるでリゾートのような特別な日々を感じられる」をコンセプトに、居住者の交流の拠点となるクラブハウス、共有の庭で空間を確保するコミュニティガーデン、街区公園・緑地など、自然とコミュニケーションが生まれる場所を展開。また、景観協定や街並みガイドラインを策定し、ゆとりある美しい街並み形成を行っている。電線は地下に埋設することで、美観と災害時の安全性を確保した。「袖ケ浦市景観形成推進地区」にも指定されており、一邸ごとに個性を保ちながらも一体感のある景観を育んでいくとしている。
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