一都三県で解体工事業を行っているタミヤホーム(東京都千代田区)は、空き家と解体工事のプロフェッショナル育成を目的とした認定資格制度「解体工事プランナー」の運用を5月から開始した。
同社の提携会社社員を対象に専門研修と試験を行い、合格者に解体工事プランナーの称号を付与するというもの。解体工事プランナーは、空き家の査定から解体工事の業者選び、解体工事に伴う調整業務、税理士らと連携した相続相談への対応、資産活用までを一括でサポート。空き家の資産価値や処分方法がわからない、業者とのやりとりが億劫、解体後の土地活用方法がわからないといった顧客の課題を解決していく。
解体工事の年間施工実績が1000件以上となる同社は、空き家問題の解決には「空き家や解体工事に関する高度な専門知識を備えたプロフェッショナルを育成することが急務」と判断し、認定資格制度「解体工事プランナー」の運用開始を決定した。
今後は、新たにメディア事業を展開。第1弾として、税務・不動産・相続など各分野の最前線で活躍する有識者の対談記事を掲載し、空き家や相続、資産運用に関する有益な情報を発信していく。6月から配信予定。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。