国土交通省は5月16日、2023年度の「建設技術研究開発助成制度」の公募を開始した。建設分野のDX推進やカーボンニュートラルの実現など技術革新を推進するため、国交省が示したテーマに対する民間企業や大学等の先駆的な技術開発提案を公募し、優れた技術開発を選抜・助成する競争的研究費制度で、「一般タイプ」と「中小スタートアップ(SU)企業タイプ」を設けた。
公募するテーマは、両タイプ共通で「新しい工法や材料を活用し、建設分野における生産性向上やカーボンニュートラルの実現に資する技術開発」としている。公募期間は「一般タイプ」が6月16日まで。「中小SU企業タイプ」が7月28日まで。
助成規模(年度上限額)は「一般タイプ」が1000万円で助成期間は最大2年。「中小SU企業タイプ」は助成期間が最大3年で、年度上限額は1年目が500万円、2~3年目が1000万円。
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