永大産業(大阪市)が5月12日発表した2023年3月期連結決算は、住宅資材事業、木質ボード事業とも堅調に推移し、売上高は前年同期比17.4%増の697億8700万円に。コスト低減や生産性の向上、高付加価値製品の販売拡大に取り組んだが、日本ノボパン工業(大阪府堺市)との合弁会社ENボード(静岡県駿東郡)の減価償却費の増大や、価格改定の遅れが響き、営業損失11億4300万円、経常損失13億900万円、純損失11億400万円の赤字となった。
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