ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は5月9日、同社とフランチャイズ・チェーン契約を結んでいる大進建設(青森市)が、全館空調システム「Z空調」の意匠権に関して契約違反しているとして東京地裁に提訴していた件で、4月11日に和解が成立したと公表した。
大進建設は、2016年6月からヒノキヤグループのフランチャイズとして事業を行ってきた。その後、2022年1月に「Z空調」をもとに創作したと思われる住宅設備の意匠を登録していたという。
ヒノキヤグループはこの行為が「フランチャイズ・チェーン契約に違反している」として、子会社の日本ハウジングソリューションを通じて2022年6月3日に、大進建設に対し「当該意匠権の移転および違約金の支払を求める訴訟」を東京地裁に提起。大進建設が日本ハウジングソリューションに対して、和解金を支払い、当該意匠権を移転する手続きを行うことで和解したとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。