エス・バイ・エル(大阪府大阪市)は首都圏、名古屋圏、近畿圏の3エリアにおいて、住宅市場の約8割を占める工務店シェア市場に本格参入する。工務店市場向けミニ分譲の第1弾として、名古屋市守山区(愛知)、寝屋川市田井町(大阪)、神戸市西区(兵庫)、奈良市西登美ヶ丘(奈良)の計4地区で2〜4邸の分譲販売を11月3日から始める。
同社の分譲事業には[1]本社分譲部主導型分譲(大規模)、[2]支店主導型分譲(中規模)、[3]工務店市場向け分譲(小規模)の3タイプがあり、すでに[1][2]は全国で展開中。[3]はこれまで大手ハウスメーカーが取り組んでいない市場で、同社はここに着目。
各地域の不動産業者と連携し、販売は不動産業者が行う手法で、人件費・広告宣伝費といった営業コストを徹底的に削減してリーズナブルな価格を実現する。一次取得層をメインターゲットとし、敷地・建物は小規模に設定。耐震性に優れた独自のSxL構法を採用、型式適合認定取得の工業化住宅を分譲していく。
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