野村総合研究所は、2005年12月にインターネット上で実施した「住まいのリフォームに関するアンケート調査」の結果から、住宅リフォーム市場規模の見通しを推計した。
現状7兆円程度のリフォーム市場は、2010年までの今後5年間で8兆円程度まで拡大すると予想。今後、新設住宅着工数が減少する中で、建材・住設企業にとっては、リフォーム市場の獲得が重要な経営課題となると指摘している。
また、建材・住設業界に対し、拡大する市場をとらえる方策として、「市場の多様性に対応した営業・流通戦略」、「異業種とのコラボレーション」、「安心リフォーム推進のための品質保証のプラットフォーム構築」の3つを提案した。