国土交通省が10月31日発表した9月の新設住宅着工戸数は、前年同月比15.5%増の7万4176戸だった。前年同月比で4カ月ぶりにプラスとなった。季節調整後の年率換算値は86万6000戸で、前月の88万8000戸に比べ2.5%減ったものの、前年度の実績を上回る水準を維持している。
利用関係別でみると、持家は12.6%増の2万8125戸だった。分譲住宅は前月のマイナスからプラスに転じ、うち一戸建ては7.9%増の1万0135戸、マンションも1.8%増の9219戸だった。貸家は3カ月ぶりにプラスに転じ、35.4%増の2万6253戸だった。