雪国でありながら、太陽光発電+300㎜断熱の「ゼロエネルギー仕様」を積極的に手掛ける藤井光雄工務店(北海道東神楽町)。雪への対処と断熱性能、意匠性をいかに両立するか。
同社独自の屋根構成の考え方について、同社代表の藤井光雄氏に話を聞いた。
POINT.設計施工の体制:夫婦+専属大工で標準化
◉同社は藤井氏と妻の2名体制。昨年度までは社員大工が2名いたが、今年度からは一人親方として独立してもらい、同社専属の大工として2組体制で活動
➡業務分担は、妻が照明・ブラインド等の内装プランや経理を担当。それ以外の業務はすべて藤井氏が担っている
◉同社では、外装仕上げや断熱仕様、基本的な納まり等を標準化している。大工だけでなく板金業者などの業種であっても、基本的には1業種1社専属としているからこそなせる業だ。納まりなどを変更する場合は、藤井氏から大工や業者に現場で伝える
➡実施設計や確認申請は外部設計者に委託している・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2023年5月10日発行)/強い屋根超入門』(P.48〜)でご覧ください。
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